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大腸カメラの鎮静について

2017年2月19日 投稿者:tokui-clinic

いつもクリニックをご愛顧頂きありがとうございます。

インフルエンザも少し落ち着いてきましたが、まだまだ油断はできません。手洗いとうがいで予防していきましょう(^^)v

さて、今回は当院で施行している大腸カメラの鎮静または鎮痛について書かせて頂きます。

両方とも注射剤で、その日は運転ができなくなりますのでそれなりの準備が必要な薬剤ですが、使い方によっては非常に便利であります。

・鎮痛剤は意識を残したまま痛みを緩和する薬剤ですが、お腹の張り具合や検査時の違和感は感じてしまいます。ただし、リアルタイムで検査を見ることができますので、画像を見たい人にとってはまず鎮痛剤で試してみてはどうでしょうか?

・次に鎮静剤ですが、これは完全に寝てしまいます。よって痛みや違和感といったものを感じません(正確に言えば、寝ていても検査時は痛みや苦痛を体は感じているが、薬剤による逆行性健忘等の効果もあり、目覚めたときには忘れてしまっている)。ですので、今までの大腸検査で苦痛を感じてもういやだ!という人にはうってつけではないでしょうか?当院でも、この鎮静剤で寝てもらって施行したら、全員から大好評でした。ただし、眠気が検査後も残る方がおられますのでその点には注意ですが・・・

大腸カメラはしないよりする方が絶対いいと思います。がんになる前のポリープの段階で見つけて、処理しちゃいましょう!そうすることでほとんどの大腸癌は予防できますから・・・(#^.^#)

では、ご来院をお待ちしております。